近年、10～20代の若い社員が増えてきている中で気が付いたこと、それはバランスの悪さ。若い世代は現場においてよくこけたり、滑ったりします。最初は、傾斜での作業に慣れないせいかと思っていましたが、それだけではないのではと思い始め、体幹を鍛えたらバランス力が上がり現場でこけにくい体、疲れにくい体になるのでは？
また、経験者の口からよく聞く「腰が痛い」「膝が悪い」これにも効果があるのではと思い、８月６日。現場社員を対象に体幹トレーニングを受講することにしました。

講師はＫOBA式体幹☆バランスマスタートレーナーの坂根さん。
島根県内では唯一のマスタートレーナとして幅広くご活躍されています。
今回は20歳～81歳までの幅広い年齢層の現場社員に対して、体幹バランストレーニングの指導をお願いしました。

まずは柔軟性、数種類の座り方から全員の骨盤の位置を確認。ほとんどの人が正しい位置に骨盤がなくずれている事が判明しました。

そこで、お尻まわりの筋肉から股関節までを入念にストレッチしていき、骨盤を正しい位置に戻す運動を行いました。
たかがストレッチ、されどストレッチ。普段使われていない筋肉や関節が悲鳴を上げると同時に受講者からも「イタイ、無理！」と悲鳴が上がっていました。

すべてのトレーニングを行う際の呼吸法を学び、さらに肩甲骨まわり、脇腹のストレッチを行いました。

ここからは体幹トレーニング。まずは腹直筋を鍛える腹筋方法。
呼吸法により腹直筋を鍛えることで内臓が下がることを防ぎ、下っ腹が出なくなり姿勢も良くなることで腰痛改善に効果があるそうです。

シェイプリングを使い、膝上や足首に取付けゴムの負荷を掛けながらのバランストレーニングも行いました。
シェイプリングを着けただけでバランス感覚が変わり、バランスをとるのに一苦労でした。