森も、地域も、
活性化するゆずづくり
昭和50年代はじめから美都町の奨励作物として広がったゆず栽培。
今や中国地方でも有数の産地になっています。
私たち美都森林は、所有者から借り受けた農地や耕作放棄地を活用し、美都町の特産品であるゆずの栽培を行っています。
出来るだけ手間をかけないことが当初からのコンセプト。
農業が廃ると地域が廃る。
中山間地域があり続けるためにも、農業への挑戦は続いていきます。
- 山間部での栽培に
適した果樹 - 日本のゆずは柑橘系では珍しく耐寒温度が-7℃と耐寒性が非常に高いのが特徴。そのため昼夜の温度差がある内陸の山間部が栽培に適しているといわれます。
- 病気に強く
手間がかからない - ゆずは病気に強く、園芸初心者でも育てられる植物の一つ。他の柑橘類に比べ栽培も容易で、自家結実性があるため1本で実をつけます。
- 長い期間楽しめ
収穫も容易 - ゆずは糖度を上げる必要がなく、青ゆずから黄色く熟したものまで比較的長い期間にわたって収穫を楽しむことができます。また低木のため、高齢の方まで収穫が容易です。
自然にも人にもやさしい
有機JAS認定、美都のゆず
環境にも人にも負荷をかけないやさしい農業を目指し、美都森林は有機JASの認定を受けました。
日本では平成11年に有機食品の検査認証制度(有機JAS制度)が創設され、そこで示されたルールを守って生産され、有機JASマークが付いた食品だけが、「有機」や「オーガニック」と表示できるようになりました。
有機マークのついた農作物は農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産された食品を表しています。
これからも美都森林は安心安全な食べものだけではなく、健康で肥沃な土壌を作り、環境問題へ配慮するなど、人にも地球にも優しい農業を目指します。
有機農作物の生産方法の基準
- 堆肥などで土作りを行い、土壌を用いた農業生産を基本とする
- 種まき、または植え付けの前2年(多年生の場合は3年)以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない
- 化学肥料、農薬を極力使用せず、環境への負荷を低減した持続可能な方法で生産されている
- 遺伝子組換え技術を使用しない
事業者の方
当社の有機JAS認定ゆずにご興味のある事業者の方は
こちらからご相談・お問い合わせください。
一般の方
当社の有機JAS認定ゆずは、道の駅サンエイト美都、
ふるさと返礼品でもご購入いただけます。
お土産あり!ゆずの収穫体験
毎年収穫の時期になると、ゆずの収穫体験を行っております。
収穫したゆずは特産品である飲料や商品に活用され、一部はお持ち帰りいただけます。
専用の道具はこちらでご用意いたしますので手ぶらでお越しください。
初心者の方はもちろん、お子様連れの方も、皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
- 募集時期
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10月~11月
詳しい募集情報はお知らせをご覧ください - 参加費
- 100円(傷害保険料実費ほか)
- 持ち物
- 飲み物(水分補給用)を各自ご準備ください
ゆず畑で作業しますので動きやすい服装でお越しください(タオル、長袖・長ズボン、帽子、長靴、運動靴など)