第49回 全国林業後継者大会しまね2021が５月29日（土）浜田市の石央文化ホールで開催されました。新型コロナ感染拡大に伴い１年越しの開催であり、現在も全国に感染が拡大していることから規模を縮小しての開催となりましたが、県内外から約130名の方が集い、県内の林業事業体等の取り組み事例の発表やパネルディスカッションが行われました。

　オープニングは、地元亀山社中による石見神楽の「大蛇」。県外の方は、初めて目にする石見神楽の迫力ある舞に目が釘付けとなっておられました。

　パネルディスカッションでは、未来を拓く「意欲と能力のある林業事業体の担い手育成」をテーマに各事業体の担い手の確保と育成のための取り組みについてディスカッションが行われ、弊社からは総本部長が参加しました。

　地元採用の従業員数が伸び悩む中、Ｕ・Ｉターン者の採用に向けて何をしたのか、実際にＩターン者の採用をどのように実現したのか、人材の育成方法や定着に向けた取り組み等について発表を行いました。弊社の取り組みが来場された方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

　そして、閉会式典では飯石森林組合の杉原愛梨さんと弊社の中間 光君が、若き林業後継者を代表して「これからも林業に誇りを持ち、林業の発展に一層取り組んでいく事」を力強く宣言して、第49回全国林業後継者大会しまね2021は閉幕となりました。（一部映像に乱れがあります。すみません。m(__)m）閉会後、本郷浩二林野庁長官と会談するお時間をいただき、本大会に出席した事業体とパネリスト全員で、普段お目にかかれない林野庁長官とお話をさせていただきました。貴重な体験をありがとうございました。この大会を通じて、県内各地で若い林業従事者が増えてきていることを実感でき、島根の林業の未来は明るいと感じました。